福井県の敦賀市から越前市につながる
国道8号線で車300台以上が立ち往生し
一時、約25kmの通行止めになりました。
現在、立ち往生は段階的に解消しつつあるものの
依然として通行止めが続いているようです。
また、北陸自動車道の敦賀IC~木之本IC間の上下線でも
通行止めが発生している模様です。
2月10日午前2時30分ころから
国道8号線は強い寒気の影響で大雪になり
積雪などにより大型のトラックなどが立ち往生しました。
これをきっかけに8号線を通行していた車が
次々と通行不能になり
最終的には約25キロもの区間で通行止めになってしまったのです。
敦賀市から越前市にかけての国道8号線は
敦賀市側では日本海側に近い所を通っていますが
越前市に入ると山間部を抜けて行くため坂道が急になります。
片側一車線で、上り坂の急な箇所には
登坂車線が設けられており
やはりその勾配はかなり急な道路と言えます。
また、トンネルが多く他に抜け道もないため
一度事故などで通行が妨げられてしまうと
簡単に渋滞になってしまいます。
このようなトンネル内で立ち往生が発生してしまっては
身動きがとれなくなってしまいます。
加えて大雪が降って、道路にはかなりの積雪があり
通常ならUターン出来そうな場所でも雪が邪魔をしてしまい
Uターンすら出来ないような状態になったことが想定出来ます。
では、なぜこのような状況になってしまったのでしょうか?
除雪作業は間に合わなかったのでしょうか?
2月9日から10日にかけては
この冬一番の寒気が押し寄せ、マイナス45℃の寒気が
日本の上空にやってきていました。
これに加え、北海道付近で低気圧が発達し
日本海側は強い冬型の気圧配置に加え
雪の降る条件が重なったため大雪になりました。
新潟県の湯沢町などでは
一晩に60cm以上の積雪を観測しています。
この影響で敦賀市と越前市をつなぐ
国道8号線でも、かなりの降雪があり
深夜の時間帯も重なって除雪作業が間に合わなかった可能性があります。
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この他、北陸自動車道も一部の区間で雪による通行止めや
事故による通行止めが発生しているもようです。
福井河川国道事務所によると10日午前7時半現在、国道8号の福井県越前市塚原から敦賀市赤崎の区間が雪のため通行止めとなっている。敦賀市では、積雪の ため立ち往生する車が相次ぎ、一時200台に上った。けが人の情報はない。通行止め区間周辺では渋滞も発生している。また、北陸自動車道の敦賀IC~木之 本IC間上下線も雪のため通行止めとなっている。迂回路は国道365号、476号。
同事務所によると同日午前7時半現在、国道8号では通行止め区間の数カ所で車が立ち往生しており、除雪作業を急いでいる。
事故による北陸自動車道の上り線の武生IC~敦賀IC間、下り線の敦賀IC~今庄IC間の通行止めは午前7時20分に解除された。敦賀IC~木之本IC間はなお雪のため通行止めになっている。
また、舞鶴若狭自動車道の敦賀ジャンクション~若狭美浜IC上下線も依然と通行止めになっている。越前・河野しおかぜラインは国道8号の通行止めに伴い同日午前7時から通行止めとなった。
引用:福井新聞社
気温が低い状態も続いていることから
まだまだ雪の影響は残りそうですので
近くを通行する際は充分に気をつけて走行してください。
また、道路交通情報を事前に確認して
通行止めが発生している箇所に向かわず
迂回路を通るようにしてください。
今のところけが人などの情報は入っていませんが
くれぐれも安全運転でお願いします。
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