羅臼町(らうすちょう)では発達した低気圧の影響で
積雪が観測史上最多の179cmまで達しました。
この寒波は今週中は続くとみられ
気象庁では警戒を呼び続けています。
また、この寒気が次第に南下する影響で
今週木曜日2月5日には関東地方で雪の予報が!
ひるおび!で気象予報士の森朗さんが解説してました!
まず、北海道羅臼町の場所が
よくわからない方の為に
地図をご用意しました。
北海道の根室地方、知床半島の東側が羅臼町です。
人口は約5,700人
主な産業は漁業と観光です。
名物には羅臼昆布などが有名で
羅臼町って名前だけは聞いたことがある人
多いんじゃないでしょうか。
昨日2月2日の猛吹雪の様子、
ひるおび!でも放送していました。
一晩で家の玄関までの道が雪で覆われ
家から出れなくなったり
吹き溜まりになって積雪以上の雪が積もったり。
本当にその雪の降り方、
吹雪の強烈さが映像からもわかります。
今回、これだけの大雪を降らせた原因になったのは
北海道の東側で発達した低気圧によるもので
低気圧に向かってシベリアからの寒気が流れ込み
風も強くなりました。
もともと寒いところなので、一度雪が降ると
簡単には消えていきません。
2日の正午、ついに積雪が179cmに達しました。
同町内の町営住宅では、住宅に向かう道路が雪でふさがれ
除雪車が入れないと言う事態になり
自衛隊に災害派遣を要請し釧路駐屯地から自衛隊が派遣されました。
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さて、この寒気は今週中位はまだ居座って
更に南下して来ると予想されていて
関東地方を中心に明後日、
2月5日の木曜日には
再び雪になるのではと森さんは予想しています。
上空1,500mのマイナス4℃の寒気が
関東地方を覆う様子が先週の金曜日(1月30日)よりも
広範囲にわたるとの予想があり、
更に上空に居座る時間帯も長くなるため
先週よりも雪が長く降り続く可能性もあるとか。
「どのくらい降ると大雪っていうの?」
大谷昭宏(おおたに あきひろ)の質問に対しては
東京などの雪に弱い地域では
5cmの積雪で大雪と呼んでいると話していました。
また積雪が2cmになると、
転倒などでのけが人が出るとも仰ってました。
羅臼町の179cmに比較したら
降ったか降らないかわからないくらいの量ですが
雪に弱い都市部の現状とも言えるでしょうね。
全体的に暖冬だと言われていたこの冬。
継続して冷え込んだ時期はあまり無かったように感じますが
各地、いたるところで局地的に大雪や寒波のニュースを
聞いたような気がします。
局地的な天候の変化。
これはやはり地球規模の温暖化に起因するものなのでしょうか。
さて、微熱度ですが37.2℃
羅臼町の復旧を急いで欲しいと
まずは思います。
とにかく自衛隊の皆さんに
もっともっと頑張ってもらって
雪掻きをしてもらいたいと思います。
あとはひるおび!の森さん。
今日は節分。
明日は立春。
暖冬だと言い続けてきた森さんが
木曜日に雪が降って
また何を言うのか・・・
それもちょっと期待しつつ。
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