ちょっと熱っぽい方が何だか楽しくやれる気がします。

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大塚家具プロキシーファイト!委任状争奪戦が今後の鍵を握る!

更新日:

大塚家具の内紛が連日のように放送され
話題になっていますね。

 

特に今月3月27日に行われる株主総会での
委任状争奪戦、いわゆるプロキシーファイトが
会社運営の今後の鍵を握っていると言われているようです。

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プロキシーファイトなんて言葉、始めて聞いた人も多いのではないでしょうか。

 

プロキシーファイトとは異なった主張をしている株主が
自分が提出している議案が可決されるように、他の株主の議決権を得る(委任してもらう)ための
行為をいい、委任状争奪戦と日本語では訳されるようです。

大塚家具有明本社ビル

現在の大塚家具の株式の状況は
会長の大塚勝久氏が一番の大株主で、株式全体のおよそ18%程度ではないかと言われています。

 

一方、社長の大塚久美子氏の保有株式は約10%程度。
個人戦では久美子氏が圧倒的不利になっています。

 

あとは他の大株主が、どのような立場をとるのかによって
その決議の行方が左右されますね。

 

鍵を握るのはブランデス・インベストメント・ パートナーズ

このプロキシーファイトで鍵を握っていると言われているのが
アメリカの投資ファンド「ブランデス・インベストメント・ パートナーズ」と言われてます。

 

ブランデスが勝久氏と久美子氏のどちらを支持するかが
大きな焦点となっているようです。

外資ファンドのイメージ

ブランデス・インベストメント・ パートナーズの保有株式はおよそ10%と言われており
仮に久美子氏側を支持すれば勝久会長の保有数を超えることになります。

 

一見すると、勝久氏のこれまでのやり方は、記者会見などで
重役や部長を従えた演出など、昭和な感じがして自らが始めた会員制の販売方法に
固執しており、柔軟性に欠けるのではないかとも見られます。

大塚勝久氏と役員による会見

 

一方で久美子氏のやり方は時代や顧客のニーズに応えた販売方法を
柔軟に取り入れたりすることが、会社経営の立て直しには重要だと考え実戦したり
コーポレート・ガバナンスを重要視する姿勢をとるなど米国のファンドには
魅力的な提案をしているように見えます。

大塚久美子氏の記者会見の様子

 

しかしながら、ブランデスがこれらをどう判断するのかは
現段階ではどちらとも言えず、苦慮しているのではないかと思いますね。

 

判断を難しくしているのは、おそらく久美子氏の経営手腕が
果たしてどの程度のものなのか、未知の部分が多過ぎることだと思います。

 

一人で会見したりする様子は、かっこ良く映りますが
演出だけで実態が伴っているのかどうかを判断する必要があるのです。

 

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私が株主だったら

もし私が10%ほどの株式を保有して、大株主だったら
ブランドの2極化を提案するでしょうね。

 

これは、いろんなところでも言われているようですが
高級路線と庶民が買いやすい店舗を明確にわけることで
経営の立て直しを図るのが、親子のいがみ合いも多少は緩和するのでは・・・

 

大塚家具で売っているものは、IKEAやニトリで売っている
安い製品とは違う、一生使えるしっかりとした家具ばかりですよね。

 

だから、もともと顧客層は違うんですよね。
IKEAやニトリがこれだけ売り上げを伸ばしてきていても
まだ、なんとかやっていけてる大塚家具の強みは
売っている商品がしっかりしていると言うイメージがあり
それを期待する客層がいるからなんですよね。

 

会員制で、まとめ買いしてくれるお客様向けの店舗と
IKEAやニトリでは少々物足りないと思っている庶民派層が
入りやすく買いやすい店舗。

 

この二極化で高級店ではリピート客や固定客向け
庶民派店ではIKEAやニトリと真っ向勝負。

 

価格での勝負ではないですよ。
品質と信頼、ブランドイメージの売り込みで
客を取り込んで行くんです。

 

大塚家具で780円のパイプ椅子とか売っちゃダメですからねww

 

 

って、私自身は大塚家具なんかで買い物しませんけどね(笑)

 

高級家具が必要な訳でもないし
だいたい接客に店員がついて来るなんて、鬱陶しくて
そんな店には入る気にもなりません。

 

まあ、そう言うところにステータスを感じる人にとって
これまでは響いて来たんでしょうね。

 

ただ、今の購買意欲のある顧客の需要が
果たしてそこにあるのか。

 

大きな疑問ではありますね。

 

 

さて、微熱度なんですが38.2℃

 

高いでしょ!

 

理由は勝久会長の記者会見にでた重役や部長、
そして16店舗の全ての店長を含む約8割もの幹部社員が
署名をしていることです。

 

これ、もし久美子氏が勝った場合、
これらの幹部や店長はどうなるんでしょうね(^^ゞ

 

報道などでは、そのまま何事もなかったかのように使ってあげたら
カッコいいんじゃないか、とか言ってますけど
私は逆で、全員クビにして欲しいと思いますね!

 

だって、自分を信頼してない部下ですよね。
例え実力があろうとも、信頼関係が無くては
お客様に対して最高のサービスを提供できるはずがありません。

 

なので、3月27日の株主総会では
久美子氏側の勝利、そして幹部社員及び店長の一掃。

 

これが実現すると、面白いなぁって。

 

ちなみに勝久氏が社長に戻ったら
大塚家具はあと2年もしたら、外資に買収されるでしょうね。

 

それは何となく勿体無い感じがします。

 

ま、私が大塚家具に買い物に行く訳じゃないので
別にどうでもいいんですけどね・・・

 

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