口之永良部島が噴火しました。
5月29日午前9時59分に噴火した模様です。
予てより噴火が予測されていた
口永良部島(くちのえらぶじま)ですが
とうとう新岳が爆発的噴火が発生しました。
大規模な火砕流が発生し
海岸まで到達していることが
定点カメラの映像などによっても
確認されています。
これによって気象庁は
噴火警戒レベルを5に引き上げ
厳重な警戒を呼びかけています。
気象庁が噴火警戒レベルを5にしたのは
今回が初めてだそうです。
また屋久島町では口永良部島の
78世帯、113人に島外への避難指示を出しました。
島民は番屋ヶ峰に一時的に非難しているようです。
避難場所になっている番屋ヶ峰の様子
種子島に停泊していた
フェーリ-太陽が
島民の非難の為、口永良部島に向かっていると言うことです。
フェリーは150名まで乗船可能の為
1度の航行で島民全員を
非難させることが可能だと言うことです。
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火砕流発生
南西方向に火砕流が発生した模様です。
去年の8月3日の噴火よりも
規模が大きいと
東京大学の藤井名誉教授が解説していました。
島内では約130人の住民がいるようですが
現在非難に向けて準備が進められているようです。
交通などへの影響
噴火による噴煙は既に9000mに到達していると
言われており、今後飛行機などの
交通への影響が懸念されます。
特に本州から沖縄方面に向かう
旅客機の航路にあたっているので
航路の変更などが余儀なくされるでしょう。
ただ、噴火から約1時間程度経って
火山からの噴煙は白い物に変わって
ほとんどが水蒸気に変わってきている模様です。
このため、火山灰などの噴煙が
これ以上巻き上がらない可能性もあります。
ただ、噴火がこれで終わりかどうかは
まだわかりませんので引き続き警戒がひつようです。
また煙は西側に向かっていると言うことです。
箱根は大丈夫?
箱根でも同じように
大涌谷で火山の活動が活発になっています。
同じくらいの規模の爆発、噴火などが
もし箱根でも発生したら
おそらく首都圏の全ての活動が停止してしまうほどの
打撃を受けてしまうでしょう。
火山活動の活発な日本では
仕方のないことかもしれませんが
経済活動への影響は避けられないでしょう。
ただ、何にせよ人命が優先されなくてはならないので
箱根でも早めの非難などを考え
この口永良部島の噴火の教訓を活かさなくてはなりませんね。
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