米子北はエース高橋晟一郎(せいいちろう)投手の復調に
全てがかかっていると言っても過言ではないでしょう。
腰を痛めるアクシデントで戦線離脱を余儀なくされたものの
中国大会では実践に復帰し、故障は癒えている模様です。
高橋投手のプロフィールを見てみましょう。
【高橋晟一郎投手のプロフィール】
投/打 :右/右
身長 :176㎝
体重 :80kg
出身中学:豊中二(大阪)
豊中二中時代には準硬式でプレーしていて
硬式球へは中学時代にある程度慣れていたようです。
昨年の8月に腰を故障してしまいましたが
中国大会ではマウンドに上がるまで復調し
8回と3分の2を投げて防御率は1.04。
被安打は3だったものの与四死球が11と制球には苦しんだようです。
ただ最速143キロのストレートに加え、鋭いキレのある
チェンジアップやカットボール、スライダーやカーブなど
多彩な変化球も持ち合わせています。
秋の実践経験が乏しく、体力面での課題も残ったため
冬場には体幹を中心に鍛えあげていて、
その成果がどの程度出るのか期待されます。
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チーム総評
米子北は鳥取県代表。
今回は春夏を通じて初の甲子園出場です!
昨秋の中国大会でベスト4まで進んで
ついに甲子園の切符を手にしました。
絶対エース高橋投手の離脱でピンチに立たされたチームを救ったのが
福本廉(れん)投手と上貝巧(うえがい たくみ)投手。
福本投手は手元で落ちるスプリットを武器に
30イニングを投げ防御率は1.80。
上貝投手は小さく変化する球で
打者の的をずらす絶妙の投球が武器。
この二人の活躍によって県大会、中国大会を
勝ち進んで行きました。
一方打線は勝負強く足も速い安場翔吾選手や
鋭い振りが魅力的な三島祐毅選手が中心となります。
チーム打率は3割1分4厘。
ただ中国大会では準々決勝と準決勝で
2ケタ三振を喫するなど、高不調の波があり
好投手相手で苦戦することが懸念されます。
チームデータ
昨秋の成績
試合数 8
勝 6
負 2
分 0
総得点 50
平均得点 6.25
総失点 33
平均得失点差 2.13
打数 274
安打 86
打率 .314
打点 45
二塁打 5
三塁打 4
本塁打 2
三振 50
四死球 41
犠打飛 12
盗塁 13
平均盗塁 1.63
失策 10
平均失策 1.25
学校紹介、OBなど
1958年に創立。野球部は1984年に創部しました。
野球部の他にサッカー部は全国大会の常連チームで
サッカー部のOBには2015アジアカップ日本代表の
昌子源選手などがいます。
2015年第87回選抜高校野球大会での
米子北の期待度は36.8℃
初戦の常総学院にはU15日本代表だった左腕
鈴木昭汰投手がいます。
鈴木投手を打線がどう攻略するかが鍵になりますが
現段階では鈴木投手のほうが一枚上手か。
なんとか踏ん張って
甲子園に新しい歴史を刻んで欲しいと思います。
■第87回選抜高校野球大会成績
大会1日目 第3試合(15:30)
常総学院(茨城) 14 - 1 米子北(鳥取)
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